ブルーベリーを栽培していくと必ずといっていいほどお目にかかることになるのがコガネムシの幼虫。
ブルーベリーに限らず野菜のプランター栽培でも良くお目にかかると思います。
私のもっとも大嫌いな天敵でもあります。
夏から秋にかけてコガネムシが土の中に産卵して幼虫が根を食い荒らします。
コガネムシは大食漢で植木鉢は1匹入れば相当の被害を受けます。
秋ごろになって水遣りをしても元気がないなぁと思ったときには、株がぐらぐらになっていて根をほとんど食べられてしまっていたという経験をされた方もいるのではないでしょうか。
昨年は対策をサボったブルーベリーで2株やられて、1株は死亡。(4年以上育てたブルーベリーでショック大)。もう1株はなんとか再生中。対策をしたブルーベリーは被害ありませんでした。
今日はそのコガネムシの幼虫対策を紹介します。
ブルーベリーに使用できる農薬として「ダイアジノン」がありますが、できれば農薬は使用したくないですよね。
予防としてはやはり物理的な対策が有効です。
対策1 寒冷紗版
<用意するもの>
・寒冷紗
・洗濯ばさみ
・はさみ
<やりかた>
1.寒冷紗を鉢のサイズより大きめに切る。
2.幹の位置にあわせて寒冷紗に切込みを入れる。
3.洗濯ばさみで寒冷紗を植木鉢にとめる。
寒冷紗は何年も使えますのでお得です。
やはり物理的に塞ぐのが一番効果が高いです。
対策2 ヤシガラマット版
<用意するもの>
・ヤシガラマット(丸いタイプは植木鉢の大きさに合わせて何種類か売っている。四角いコンテナに使用する場合は四角いヤシガラマットを購入するか、寒冷紗がおすすめ)
・はさみ
<やりかた>
やりかたは簡単。
丸い鉢の場合はサイズにあったヤシガラマットをひくだけ。
四角いコンテナにしようする場合はコンテナのサイズに合わせてヤシガラマットをきる。
幹の部分にあうようにヤシガラマットに切れ込みを入れる。
これでコガネムシの被害は大幅に低減できるでしょう。
コガネムシは有機物のにおいにつられてやってきます。
ブルーベリーの土によくいれるピートモスは特にコガネムシの幼虫の大好物です。
そこで私は最近ピートモスをあまり入れないようにしています。
酸度を調整したい場合は鹿沼土や酸性肥料のダーウィンで調整します。
ラビットアイブルーベリーはピートモスを入れなくてもさほど生育に影響はないようです。
土の環境にあまり影響されない品種を選ぶのもコガネムシ対策の1つかと思います。
→ブルーベリーの防鳥、防虫ネットハウスの作り方の記事はこちら
ブルーベリーを楽しむためにコガネムシ対策をしっかりするようにしましょう。
それではまた。
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