最近健康食品として話題の黒にんにくですが、家庭でも簡単に作ることができます。
効能も疲労回復、風邪予防、精力アップ、生活習慣病予防、アレルギー改善、高血圧、動脈硬化の改善や生活習慣病の予防などいろいろ言われています。
にんにくは家庭菜園でも栽培しやすくプランターでも簡単に栽培できますので、沢山収穫できたら黒にんにくを自分で作ると安上がりです。
我が家でも自家製の黒にんにくを作っているので作り方を紹介しますね。
黒にんにくの作り方
準備
- 炊飯器か保温ジャー(保温ジャーの方のほうが水蒸気用の穴がないので臭いが抑えられる)
- にんにく
- お酢(におい対策)
黒にんにくを作るうえでの最大の問題点は発酵中に発生する強烈な臭いです。
臭い対策にニンニクをお酢に漬けることで60%程度臭いが緩和されるということをききましたので、今回はお酢の処理をして黒にんにくを作ります。
ただ、お酢に漬けても臭いはするので、ニンニクの臭いが嫌いな人は家の中で作るのは難しいかもしれません。
黒にんにくを1回作ると、その炊飯器は臭いがついて他の用途に使えないので黒にんにく専用の保温ジャー(電子ジャー)を用意したほうがいいです。
▼タイガーの電子ジャー(保温機能のみ)
ニンニクを10個用意。
2日間お酢につけておきます。ジップロックにいれて漬けておくとよい。
(最近は面倒などで省略することも多いです)
作り方
2日程度酢漬けしたにんにくを一日乾かしてから、保温ジャーに入れて2週間程度保温するだけです。
保温ジャーはコンセントに差し込むだけで温度設定もないので楽チンです。
水分が少しでるので新聞紙を敷いておきました。ガーゼ等の布でもいいようです。
黒にんにくができるまでの経過観察
1日目 早くも臭いの問題
キッチンにおいた保温ジャーをダンボールに入れて臭い対策をするが、翌朝には早くも妻から臭いのクレーム。
会社から帰ってくると、保温ジャーは屋外の玄関ポーチに出されていた。(屋外コンセントから給電)
やはり家の中では妻の理解が得られそうにない。
玄関ポーチは確かにニンニク臭(お酢とニンニクが交じり合った臭い)がするけど、まだ強烈というほどでもない。でも新聞を取り替えるために蓋をあけると強烈な臭いがする。
6日目 にんにくが黒っぽくなる
2日目と4日目と6日目に中の水分を含んだ新聞を取り替えています。
キッチンから玄関ポーチに出された保温ジャーですが、ポーチはニンニク臭がします。
電子ジャーは臭いと雨よけをかねてジャーが入っていたダンボールの中に入れています。
ダンボールにいれることで多少臭いの拡散は押さえられています。
中を見てみると・・・。急に黒っぽくなってきました。ただ、まだ香ばしい臭いはしないのでこげているのか発酵しているのか分かりづらい。
10日目 香ばしい臭い
昨日くらいからジャーの周りの臭いが少しマイルドになり香ばしくなってきました。
にんにくは4日前よりもさらに黒くなっています。
試しに試食してみます。皮をはいで2つに切ってみると中も真っ黒。
グミのような食感で甘いにんにくになっていました。
妻にも試食してもらいましたが、にんにくじゃないみたい、おいしいといっていました。
10日目くらいでも食べられる黒にんにくになるようです。
さらに熟成させてみます。
14日目 黒にんにく完成
表面は真っ黒になっていてちょっと不安を感じますが、中はぷよぷよでした。
10日目で試食したときよりもさらに甘くなりにんにくの感じが少なくなりました。
準備してから2週間で黒にんにくの完成です。
にんにくの適切な摂取量は?
にんにく独特のにおいも少なく、ついつまみに沢山食べてしまいそうですが、適切な摂取量は一般的に1,2片がいいとされています。
例えばホワイト6片で1度に10個作ると60片できるので、一人分として1,2ヶ月分できます。
黒にんにくの保存方法は?
黒にんにくは日持ちする食品です。
常温(冷暗所)で1ヶ月、冷蔵は半年、冷凍しておくと1年ほどもつようになります。
湿度が高い時期はカビることがあるので梅雨時期など湿度が高い時期は冷蔵保存がいいと思います。
黒にんにく丸ごと保存する場合は新聞紙でくるんでおくと水分が適度に保たれるのでおすすめです。
我が家では1ヶ月で消費する分は常温。それ以上は冷蔵庫で保存しています。
まとめ
今回は保温ジャーを使って黒にんにくを作りましたが、簡単においしい黒にんにくが作れました。
黒にんにくに興味がでましたら、健康増進のためぜひ自家製黒にんにく作りにチャレンジしてみてくださいね。
▼我が家で使っているおすすめのタイガー電子ジャー(保温ジャー)