今年はタマネギの種から育てよう!簡単セルトレイ苗の作り方

9月はタマネギの種まきの時期ですね。

我が家でも毎年種まきから育てています。

今回はセルトレイを使ったタマネギの苗の作り方を紹介します。

種まきからだと好きな品種が安くて沢山作れますよ。

今年用意した品種

  • ラッキー(晩成)
  • ジェットボール(早生)
  • フォーカス(早生)

ラッキーはべと病にも強く、年内貯蔵ができるので我が家の定番品種です。

我が家の地方では昨年あまり大きくならなった早生品種ですが、少し防寒をして今年もチャレンジしてみます。フォーカスは昨年の残り種。ジェットボールは今年初めての栽培です。

タマネギの種は寿命が短いといわれますが、残り種も2年程度は発芽率が下がらない場合があるので残った種も積極的に使います。

タマネギの残り種の発芽率を実験した結果こちら

タマネギの栽培方法(晩成種)

セルトレイでの苗作り

・育苗箱に培養土を入れて種をまく方法が一般的ですが、我が家では植え付けが簡単なセルトレイ苗を栽培して植えつけています。

セルトレイに培養土を入れてから種まきします。

種まき後みずやりしますが、上から勢いよく水やりすると種が流れるので底面給水させると楽です。

関東基準で早生品種で9月上旬から中旬。晩成品種で9月中旬頃種まきします。

下の写真は種まき後やく1ヶ月後の様子。20センチくらいに成長しています。

植え付け

55日育苗した苗を11月中旬頃植えつけます。あまり早い植え付けはトウ立ちしてしまうことがあります。むしろ遅めの方がいいようです。

また、鉛筆より太い苗も分球したりトウ立ちしてしまうことが多いので避けます。

もし太い苗を植えつける場合は2月以降のほうがいいそうです。

タマネギようの5条の穴あきマルチを使用して植えつけると生育が均一になり雑草が抑えられます。

植え付け前に有機肥料を施すと、種バエが大発生して苗が枯れることがあるのであまりお勧めしません。(我が家でも失敗経験あり)

もし、有機肥料をまく場合には完熟したものを使用して植え付けまで十分期間を開けたほうがいいです。

セルトレイ苗の場合は植え付けが非常に楽で簡単です。苗を持って上に引っ張るとセルトレイから簡単に外れて根土も崩れません。そのまま小さい穴を掘ってどんどん植えつけていきます。

3月中旬くらいまで2,3回に分けて化成肥料を与えます。追肥はやりすぎると貯蔵性が悪くなるといわれますので3月下旬以降は肥料は与えない方がいいようです。

収穫

肥大したものから順次収穫して利用しましょう。

晩成種は6月になると倒伏してきますので、9割がた倒伏したらすべて収穫します。

天日で3~5日ほど乾燥させ、風通しのよいところに吊るして保存します。

いかがですか。今年はぜひ種まきからタマネギを栽培してみてはいかがでしょうか。

それではまた。

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2本植え栽培の収穫量

タマネギの古い種の発芽率

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